良い医者・トレーナーの選び方

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生きていれば医者にかかったり、トレーナーに身体を診てもらう機会が必ずあると思います。

 

そんな時あなたの身体はそういった身体の専門家に任せることになります。

 

しかし、診てもらう専門家を誰にするかは必ずあなたが決めなければいけません。

 

そんなときどうやっていい医者やトレーナーを選べばいいのか?

 

そんな疑問を解決するべく、今回は『クリニカルリーズニング』について話していきたいと思います。

 

 

『クリニカルリーズニング』とは?

⇒治療者が得られた情報を解釈し、患者の問題点に対する仮説を立て、検証を行うことを繰り返し、患者の状態を推論し、治療への道筋を確立する過程のこと。

 

 

小難しいことを書きましたが、要は医者やトレーナーなどの専門家が、患者の状態を診断し、どのような治療が必要かを導き出すまでの考え方やその道筋のことをクリニカルリーズニングと言います。

 

みなさんもこれができれば立派な専門家の仲間入りです。

 

クリニカルリーズニングが完璧に出来なくても、自分の状態を把握するのに専門家がどのような道筋で考えているのかを知っておけば、実際に見てもらう際に自分の状態をより深く把握できますし、何よりその専門家がしっかりと自分を診てくれているかが判断できます。

 

その専門家に治療を任せていいかどうかは患者側が決めなければならないことです。

 

その判断をなんとなくの印象や周りの評判だけでしてしまうのはリスクが高いと思います。

 

これから書くことは自分の治療を安心して任せれられる専門家を選ぶために必要な情報ですので、ぜひ覚えていってくださいね!

 

痛みのある患者さんが来た時に、専門家がクリニカルリーズニングで把握しなければならない要素として大まかに分けて以下の3つが挙げられます。

 

①痛みを出している組織

②どのような負荷がかかってその組織に痛みが出ているのか

③その負荷がかかってしまう原因

 

それでは、この3つの要素を分かりやすく説明するために、腰痛で悩んでいる患者さんを例に説明していきます。

 

まずは、、、

『①痛みを出している組織』の特定をする必要があります。

 

ひとえに腰痛と言っても痛みを発しているのが、筋肉なのか、関節なのか、神経なのか、はたまた内臓からの関連で出ている痛みなのか、、、

 

どこ発信の痛みなのかによって行うべき治療は全く異なってきます。

 

治療方針の根本となる①をまずはじめに調べて特定する必要があります。

 

お医者さんでレントゲンを撮るのはこれを特定するためでもあります。

 

⇒今回は腰の筋肉が痛みを発していたとします。

 

ここで痛みを発している組織が特定できたら、次に『②どのような負荷がかかってその組織に痛みが出ているのか』を特定する必要が出てきます。

 

①で分かった痛みの発信源がどんな負荷を受けて痛みを発するに至ったのかについても様々な要因が考えられます。

 

腰の筋肉が痛みの発信源だとして、かかった負荷は、筋肉が引っ張られるような負荷なのか、押しつぶされるような負荷なのか、持続的にかかった負荷なのか、瞬間的にかかった負荷なのか、、、

 

これによっても必要な治療は大幅に変わってきます。

 

⇒今回は腰の筋肉が持続的に力が入った状態で引き伸ばされるような負荷がかかっていたと仮定します。

 

そして、最後に行わなければならないのが、『③その負荷がかかってしまう原因』を特定することです。

 

『②どのような負荷がかかってその組織に痛みが出ているのか』を特定することができても、その原因を特定できないと治療の焦点がズレてしまいます。

 

腰の筋肉が持続的に力が入った状態で引き伸ばされる原因が、もともとの姿勢によるものなのか?仕事時にとっている姿勢の影響なのか?はたまた両方なのか?

 

元々の姿勢の影響が強ければその姿勢を改善することが重要ですが、仕事時の姿勢の影響が強ければ仕事時の姿勢を改善することがより重要になってきます。

 

両方とも要素として挙げられることも多々ありますが、より影響の強い方に多く介入することでより症状の改善が見込めるため、しっかりと見極める必要があります。

 

⇒今回は仕事時の姿勢の影響が強いとします。

 

 

一旦ここまでの流れをまとめると、、、

 

①痛んでいる組織は?

⇒腰の筋肉

②かかった負荷は?

⇒腰の筋肉が持続的に力が入った状態で引き伸ばされるような負荷

③その負荷がかかる原因は?

⇒仕事時の姿勢が原因

 

ここまで分かれば、行うべき治療はおのずと見えてきます。

 

今回の場合は、、、

仕事時の姿勢改善を行い、腰の筋肉に力が入った状態で引き伸ばされるような負荷がかからないようにすることで、痛みの改善が見込めそうです。

 

痛みを取る治療を考える際にこのような推論の流れは必須です。

 

こういった情報を的確に収集し、素早く推論を行える専門家が優れた専門家だと言えます。

 

専門家に自分の身体をまかせていいのかどうかを判断する上で、

・この流れに沿ってクリニカルリーズニングを行っているか?

・それを順序立ててしっかり説明してくれるか?

といった点を必ず見るようにしましょう。

 

医者やトレーナーの言うことだから大丈夫というような判断は危ういです。

 

これからは自分自身の身体を守るために、それを任せられる身体の専門家を見極める目を養っておくことが大切だと考えています。

 

ぜひ参考にしてみてください。


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