自分の姿勢を知ること=将来出る痛みの予防策を知ること

ケンダルの姿勢分類

よく『姿勢が悪い』と言われる方も多いと思います。

 

しかし、人の姿勢はそれぞれで、それぞれに合った『良い姿勢』があります。

 

そのため、一般的に言われている『良い姿勢』・『悪い姿勢』がそのまま自分に当てはまるとは限りません。

 

(もちろん大半の方にあてはまることも多いですが、、、)

 

自分がどういったタイプの姿勢なのかを知ることで、“一般的に”ではなく、自分にとって何が『良い姿勢』で何が『悪い姿勢』なのかも知ることができます。

 

また自分の姿勢タイプを知ることで、自分がどこを痛めやすいのかといった、自身の弱点も知ることができます。

 

おおまかに分けてヒトには以下の4つのタイプの姿勢があると言われています。

 

4つの姿勢分類

<引用>マッスルインバランスの考え方による腰痛症の評価と治療より

 

それぞれ以下のような特徴があります。

 

〇フラットバック

胸椎・腰椎ともに平坦で背骨の弯曲が少ない。

 

フラットバック

 

〇スウェイバック

腰椎の下のほうが過剰に反っていて胸椎は丸まっている。上半身に対して骨盤が前方に位置している。

 

スウェイバック

 

〇ロードシス

胸椎は比較的真っすぐで腰椎の反りが強い。

 

ロードシス

 

〇カイホロードシス

胸椎の丸まりと腰椎の反りがともに強い姿勢。

 

カイホロードシス

 

それでは、この4タイプの姿勢それぞれの主な弱点を説明していきますね。

 

まずは、フラットバックから。

 

フラットバック 弱点

 

フラットバックの弱点は、腰椎の反りがなくなってしまうことです。

 

本来腰椎は前に凸の反りをしていますが、フラットバックのように腰椎の反りがなくなってしまうと、各腰椎の間にある椎間板が後ろに飛び出しやすくなり、ヘルニアになりやすい姿勢だと言えます。

 

(ヘルニア:椎間板が後ろに飛び出して神経に触れることで、腰や脚に激痛が生じる疾患です)

 

よって、その弱点を補うためには腰椎の反りを作ることが必要になります。

 

次に、スウェイバック。

 

スウェイバック 弱点

 

スウェイバックの弱点は特に腰椎の下の方が反りすぎてしまうことです。

 

身体を反らす時、積み木のように積み重なっている腰椎の関節それぞれが動くことによって、弓なりに反るのが理想なのですが、スウェイバックの姿勢では上部腰椎の動きが制限されており、下部腰椎のみで反るため、くの字で反るような形になり、下部腰椎に過剰な負荷がかかって腰痛を発症することが多いです。

 

そのため、スウェイバックの姿勢の方は胸椎~上部腰椎の動きを出すことで、弱点を補う必要があります。

 

次に、ロードシス。

 

ロードシス 弱点

 

ロードシスは腰椎の反りが強い姿勢です。

 

腰の反りが強いことで腰部の背筋が常に縮こまっている状態になってしまいます。

 

筋肉が伸び縮みできる幅が狭くなってしまうと、筋肉は張りやすくなってしまいます。

 

つまりロードシスの弱点は、腰部の筋肉が縮こまり、張りやすくなってしまうことです。

 

この弱点を補うためには、腰部の筋肉がしっかり伸び縮みできるように腰を反る方向だけでなく、曲げる方向にも動くように腰椎の動きを出しておくことが必要です。

 

最後に、カイホロードシスです。

 

カイホロードシス 弱点

 

カイホロードシスの弱点は、ロードシスと同様に腰部の反りが強いことから腰部の筋が張りやすいことに加えて、胸椎が丸まった姿勢であるため、肩凝りを生じやすいことが挙げられます。

 

胸椎の丸まり・腰椎の反りが強まりすぎることが弱点になるため、胸椎は反る方向・腰椎は丸まる方向に動きを出すことが必要です。

 

 

あなたはこの4タイプのどの姿勢に当てはまりますか?

 

より細かい話をすれば、ヒトの姿勢は4分類だけで分け切ることはできませんが、おおまかな分類としてこの4分類のいずれかに必ずみなさんの姿勢も当てはまる点があります。

 

この記事を参考に自分の姿勢はどれに当てはまる点があり、どういった弱点があるのか?

 

それを自分自身で把握して対策をすることが、将来歳を取って身体の変形が顕著になってきたときに痛みが出てきてしまうのか・そうでないかを分けることにつながると言っても過言ではないと考えています。

 

この記事を機に、一度自身の姿勢についてよく考える機会を作っていただければ幸いです。

 

この記事だけでは自分の姿勢についてよく分からないという方はご連絡ください。

 

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