肩凝りは肩たたきでは永遠に治りません

肩揉みする人形

まずは以下の項目をチェックしてみてください。

 

① 猫背である

② 仕事は前屈みの作業が多い

③ スマホや携帯をいじる時間が長い

④ 1日を通して座っている時間が長い

 

これらに該当する項目がある方は、姿勢の影響による肩凝りが生じる可能性が高いと考えられます。

 

その理由をこれから説明していきます。

 

まずは肩凝りとは、具体的にどういう状態なのか?

 

基本的に肩凝りとは、首から肩甲骨に付いている筋肉が張ることで血流が悪くなり、そこに重だるさや痛みが出る状態を言います。

 

肩凝りによって痛みが出る首から肩甲骨についている筋肉は主に以下の2つだと言われています。

 

肩甲挙筋と僧帽筋上部

<引用>プロメテウス解剖学アトラスより

 

なぜこれらの筋肉が肩凝りを起こすのか?

 

それはこれらの筋肉が『張って』しまうからです。

 

ここに肩凝りが肩たたきでは治らない理由があります。

 

筋肉は基本的に硬くなると血流が悪くなり、痛みを生じます。

 

ただしどのように硬くなっているかによってやるべき治療は異なります。

 

・筋肉が縮こまった状態で硬くなってしまう場合は、、、

⇒その筋肉をストレッチで伸ばしてあげたり、マッサージして柔らかくしてあげたりすると、硬さがとれて楽になります。

 

・筋肉が『張った』状態で硬くなってしまう場合は、、、

⇒その筋肉をストレッチしたり、マッサージしてみても一時的に楽になった気がする程度で根本的にはよくなりません。

 

それでは、どうすれば良いのか?

 

筋肉が『張った』状態で硬くなっているのであれば、その筋肉が緩まるようにしてやれば硬さはとれます。

 

つまり先ほど載せた肩凝りを起こす筋肉が緩まるようにしてやれば良いのです。

 

 

これらの筋肉は首から肩甲骨にかけて付いています。そのため、肩甲骨が下に下がってしまうとこれらの筋肉は『張って』しまいます。

 

肩甲骨が下がると筋肉が張る

 <引用>プロメテウス解剖学アトラスより

 

肩甲骨は周囲を筋肉に囲まれています。その中でも特に肩甲骨の下側についている筋肉が縮こまって硬くなってしまうと肩甲骨は下に引っ張られて下がってしまいます。

 

肩甲骨下側の筋肉が肩甲骨を引き下げる

<引用>プロメテウス解剖学アトラスより

 

つまり、さきほどの問いの答えはこうなります。

 

・筋肉が『張った』状態で硬くなってしまう場合は、、、

その筋肉が張る原因となる筋肉の硬さをとって、『張った』状態の筋肉を緩めることで楽になります。

 

肩凝りの場合は、主に肩甲骨の下側についている筋肉が縮こまることで肩甲骨が下がって、首から肩甲骨についている筋肉が『張って』しまい、肩凝りを引き起こすため、ストレッチ・マッサージすべきは、肩甲骨の下側についている筋肉なのです。

 

これが肩凝りが肩たたきでは永遠に良くならない理由です。

 

すでに『張って』しまって硬くなっている筋肉を、さらにストレッチで伸ばそうとしても柔らかくなるわけありませんよね。

 

ここまできたら、もう一つ踏み込んで考えなければならないことが残っています。

 

なぜ、肩甲骨の下側に付いている筋肉は硬くなってしまったのか?

 

ずばり、ここに日頃とっている姿勢が影響していることが多いのです。

 

一番最初にこれらに該当するかどうかを聞きましたよね?

 

① 猫背である

② 仕事は前屈みの作業が多い

③ スマホや携帯をいじる時間が長い

④ 1日を通して座っている時間が長い

 

これらはすべて肩凝りを引き起こし得る姿勢を含んでいます。

 

どういった姿勢か?

 

猫背

このような姿勢です。

 

背中が丸まった姿勢をとると、肩甲骨は下側に位置してしまいます。

 

長時間背中が丸まった猫背の姿勢をとっていると、肩甲骨の下側についている筋肉が縮こまった状態で硬くなってしまいます。

 

肩凝りを改善・予防するためには、こういった姿勢を積極的避けることも必要ですね。

 

またどうしても長時間こういった姿勢で仕事をしなければならない方などは、定期的に肩を回すような体操をすることで肩甲骨周りの筋肉が硬くなるのを予防できます。

 

ぜひ今日から実践してみてください!


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