筋肉-可動域制限について-

筋肉というと力を発揮するための組織というイメージが強いと思います。

 

それももちろんそうなのですが、関節の可動性にも強く影響します。

 

そもそも筋肉は関節を動かすための組織です。

 

そのため、どの筋肉も必ず関節をまたいで付いています。

 

<プロメテウス解剖学アトラスより>

 

関節をまたいで付いているがゆえに関節を動かすことができます。

 

また筋肉が関節をまたいで付いているということは、筋肉が伸びなければ関節の動きが制限されるということになります。

 

だからこそ、筋肉は強い力を発揮できるだけでなく、高い柔軟性を持っておくことも重要になります。

 

しかし、治療を行っている中でも筋肉の柔軟性が不十分で、関節の可動性が低下することで身体に痛みを生じている方が非常に多いです。

 

そして筋肉の柔軟性低下の原因は1つではありません。

 

筋肉の柔軟性低下の原因となる要素としては主に以下の3つがあります。

 

① 伸張性の低下

② 滑走性の低下

③ 筋緊張の亢進

 

①~③のそれぞれについて説明していきます。

 

① 伸張性の低下

伸張性とは、筋肉の伸び縮みのことを表しています。

要は筋肉が十分に伸びない場合、①に当てはまるわけです。

 

② 滑走性の低下

滑走性とは、筋肉とそれに隣接する脂肪や別の筋肉などの組織との間での滑りを表しています。

隣接する組織との滑走性が低下した場合、動かしたい筋肉が伸び縮みする際に隣接する組織との間で摩擦が生じ、上手く伸び縮みできない状態になります。

 

③ 筋緊張の亢進

筋緊張とは、筋肉に無意識に入ってしまう力のことです。

筋緊張が亢進するということは、無意識に筋肉に力が入ってしまっている状態のことを表しています。

 

筋緊張が亢進していると筋肉に力が入っている状態であるため、当然伸びづらくなります。

 

これらの何かしらの原因が単体もしくは複合して存在することで、筋肉の柔軟性が低下します。

 

この3つの要素で、筋肉の柔軟性低下に与える影響が強いものにより焦点を当てて治療を行うことで、治療の効果を最大限引き出すことができます。

 

①~③のどの要素が最も強く影響しているかを判断するのはかなり難しいので、自分の筋肉の柔軟性がどの要素で低下しているのか知りたい方はぜひご連絡ください!


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